雑誌を読んでいると将来AI(人工知能)に置き換わる可能性のある職業について特集されたものを目にすることがあります。銀行業務やホテル業などそうかなーっと思えるものがある中、だいたい医療も何番目かに現れます。
耳鼻科医をしていて、これはこと耳鼻科の領域においては絶対当てはまらないと思います。
薬が不要だと説明しても納得してもらえない方。CT検査やMRI検査までしないと納得してくれない方。わかってもらえるまで説明したら三倍くらい時間がかかりそうな人もいます。
これをAIならどう処理するのでしょうか。無機質な機械が淡々と答えてたら患者さんに蹴飛ばされて帰られることになってるでしょう。短い簡潔な診察を求める人、詳しくゆっくりとした説明やちょっとした世間話を織り交ぜるような診察を求める人もいます。
診察医は患者さんの顔色、表情、返事の声のトーンなどをうかがいながら、その人にあった最も適切な形で説明し、診察を進めています。患者さんだって、今自分の辛い気持ちを先生にわかってもらいたいですよねーそれも感情のこもった返事で。時には初対面でもタメ口で診察することもあります。そんな事情の中で診察しているですから、あっさりAI化と言われてもそりゃ無理です。
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